Kristal Audio Engine覚え書き

KRISTAL Audio Engine……フリーウェアのMTRプログラム。多重録音とかミキシングとかができる。
2chフリーウェア板から発見。

サイト

本家:http://www.kreatives.org/kristal/index.php



最近の動向

Kristalの開発は2004年で止まってます。
Kristalチームが開発元になって、Presonus Studio Oneというソフトを作ったそうです。リリースは2009年。

http://www.presonus.com/products/SoftwareDetail.aspx?SoftwareId=11

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/dtm/1251287730/




導入

インストールするだけ


気づいたこと

・使用したWAVと同じパスに「*.wav.peak」というファイルができる。

・録音が遅れる事がある。
→この問題はASIOドライバを導入することで解決するそうです。
ASIO対応のオーディオカードを持っていない方は、ASIO4ALLを導入することでASIOに対応させる事が出来ます。
カードによって効果に差があるそうですが、レイテンシーを低く押さえることができます。
ASIO4ALLは以下のアドレスから。 
http://michael.tippach.bei.t-online.de/asio4all/
解説は以下のサイトがわかりやすいです。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0204/nishikawa.htm

なお、ASIOドライバと他のサウンドドライバ(MMEなど)は同時に使う事が出来ないので、
Engine->Preferences->devicesで
ASIOドライバにチェックを入れ、その他のドライバのチェックをはずして下さい。



***画面イメージ&使用レポート


なかなかのセンス。機能よりデザイン(=ノリ)優先の僕にはありがたいです。

最小化してもなぜかTransportだけ画面上に残ります。これはこれで便利かもしれないけど。

WAVはドラッグ&ドロップするだけです。簡単操作。
フェードイン・アウトはパーツの端っこの三角形のポイントをドラッグするだけです。なんて楽
クロスフェードも楽勝ですね。軽いし

拡大・縮小は上部のビューの端をつかまえてドラッグするだけ。
ああ、簡単。ACID使いは違和感無く使えることでしょう

録音は、録音したいトラックの録音ボタン(まんまですね)を押し、
Transportウィンドウの録音ボタンを押せば録音できます。

ミキサーです。
ちなみに16トラック。バウンスも楽みたいなので不足なし

「e」ボタンはエディット、その右にあるスイッチの回路図みたいなボタンを押すとEQやらエフェクトやらが有効になります。
この操作は共通です。
なお、パンはフェーダーの上にある白い線です。地味なので見逃さないように。

イコライザー。「e」ボタンを押すと出てきます。有効にするのを忘れないように!
各帯域ごとにエディット出来ますが、ここでも有効にするのを忘れないように。 

エフェクトにはVSTが使えますが、エフェクトが標準で4つついてます。

ミックスダウン書き出しは
始点をctrl+右クリック、終点をctrl+左クリックを指定し、メニューからExport Mixdownを選びます。



以上です。
多重録音に限るなら、最低限の機能が揃っている良いツールです。

競合ツールは、Reaperのフリー版あたりになるでしょうか。





//丼メモ 画像がinfoseekなので、Sitesに移行すること。

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